……



久しぶりの家の香り。



あたしはとりあえず店長の家に持ってく洋服たちをキャリーバッグに詰めた。


それからリビングへ向かうと、テーブルの上に合鍵。

それからテーブルの横に見覚えのない大きな包みと小さな箱が置いてあった。



「なにこれ」


あたしは大きな包みをあけると、
中には何着ものドレス。



すぐに分かった。
翔だ。




もう一つの小さな箱は某ハイブランドのロゴ。


中は、そこの太めのブレスレットだった。


箱と一緒にメッセージカード。






読むのが怖かった。


確信してた。

あたし、また翔を好きになってしまう。