first love

「客がくれる高そうなケーキとか美味しいって感じたことなかった。
あの日、去年の今日、美華とコンビニの前で寒いっていいながらこのケーキ食べてた時さ、

俺、いつかこいつと結婚してこんな毎日送りたいなーとか考えてた」


「は?嘘だぁ。」



「ほんとだよ(笑)
ほんとに、自分でも信じられないけど、
運命感じる?みたいな?
なんか説明しづらいけど。
よく言う、ビビッ!てゆーのかんじたんだよ」


あたしは爆笑した。



「すっげー不思議だけどさ、あの瞬間から俺、なんか美華と結婚する気がしてたんだよね」




「何それ!!!(笑)」






爆笑するあたしの膝に翔が寝転んだ。





「結婚しても、こんなふうにやっすいケーキ食べたいな。
子どもも一緒に。」


「そうだね。」

「そんでさ、コンビニのケーキ食べる度に子供たちにはなすんだよ。
パパとママは出会った時にコンビニのケーキ外で食べたんだよーって(笑)」


「ふふっ(笑)
子ども真似しちゃうよ」


「男の子かなー女の子かなー。
男の子だったら美華ちゃんを取り合いすんだろうなぁ。
ママは俺のオンナだぞ!って。」

「大人気ないパパだね(笑)」

「女の子だったら…美華ちゃんに似て可愛いんだろうなぁ。
モテモテで、俺、心配しすぎて学校までついてっちゃいそうだなぁ」




あたしはたまらなくなって翔にキスした。





翔はゆっくりあたしの服を脱がせた。







「でも、俺、子供が出来ても、きっと一番は美華ちゃんなんだろうなぁ。
ずっと、ずーーーっと美華ちゃんなんだろうなぁ。」