first love

「あたし、間違ってなかった。
あんたのこと諦めなくてよかった。
好きでい続けてよかった。
あの時出会えてよかった。
翔に恋してよかった。」


「どうしたんだよ、美華」




翔は笑ったけど、
寄り添う頬から翔の涙を感じてた。




きっと、翔も
愛が欲しかった。
本物の愛が。





「幸せすぎて、怖いよあたし。
あんたがいなくなったら、あたしもう生きていけない。
もう、どこにもいかないよね。
一人にしないでね。
死ぬまで一緒にいてね。
あたしより先に死なないでね。」


「バカ、死なねーよ。
俺はお前より長生きする。
お前が死ぬ瞬間を見るのも俺だよ。
そんですぐ会いに行く。
死ぬまでじゃねーよ。
死んでも一緒だよ。
俺も、1人は嫌だよ。
美華がいない人生なんて死んだほうがいいよ。」




「なんか、バカップルみたいだね(笑)」


あたしが笑って顔を上げると翔はすぐにきすした。




「なんで、翔も泣いてんの」


「好きだからだよ!!!
俺だって泣くよ」

翔は涙を拭きながらそう言った。








いつの間にか辺りは暗くなっていて雪はやんでいた。





「初めてなんだ。
こんなに誰かを好きになったの。
だから、わかんねーんだよ。
どーやって伝えたらいいのかとか。
俺、お前が思ってる以上にお前のこと愛してるよ。」






伝わってるよ。
あたしだって同じ気持ちだもん。


こんな感情、言葉で表すなんでできない。








翔の涙を見たのは2度目だった。





沖縄で過去を話してくれた日、


そして今日。









ここまで、あたしを愛してくれてありがとう。