first love

あたしは恥ずかしがりながらも翔の背中に飛び乗った。





「ねぇ、美華。
誕生日プレゼントなんだけどさ、願い事もう一個あるって言ったじゃん?」



誕生日に何が欲しいか聞いたら、
北海道に行きたいということと、もう1つはこっちに来てから言うって言ってた。




「あれさ、」

「うん?」



「…」



「え、なに?」




突然黙り込んだ翔。





「翔?」




すると翔は立ち止まった。



様子のおかしい翔の顔を覗き込む。



「どうしたの?
具合悪いの?」



「結婚して」