「あれ、アフターしなかったんだ」


「うん。
疲れてたし。
美華ちゃんに早く会いたかったし。」


そう言って翔はあたしに抱きついた。






なんだか翔、最近今までに増して甘えたになった。




「美華、エッチしよ」

「ふふっ。なにそれ?
いつもしてんじゃん」


翔が急におかしなことを言いだすからあたしは笑った。


そんなあたしを翔が抱きしめる。

「ちょっと、待って。
お風呂入ろうよ」





また。


あたしの知らない香りがする。



「やだ。今したい」

「絶対嫌。お風呂ためるから。」



いくらあたしが離れようとしても翔は離そうとしない。


「ちょっと。離してよ。
酔ってるの?」



翔が強引にキスする。



「……っやめてってば!!」




それでも翔はやめようとしない。