「それは、お母さんのため?
店長のため?」
あたしは首を横に振った。
「…翔のためなんでしょ?」
あたしは何も答えなかった。
「また翔に会うの?」
「わかんない」
「ねぇ、美華!
店長をこれ以上裏切っちゃダメだよ!
わかってるよね?」
あたしは頷く。
「裏切らない。
だから、店長と別れる」
「美華、ちがうよ!
翔なんてやめて!
相手が悪すぎる!
あたしからのお願いだから…」
「ごめん、あたしもう無理。
翔のことどう頑張っても諦められない。
だから、マナミいうことも聞けないや、ごめん」
あたしは、きっと異常だ。
自分でも驚いてる。
あたしは頭がおかしいほどに
翔じゃなきゃだめになってる。
自分で思ってた以上に翔にハマってる。
今まで翔にハマってきた何人もの女も、あたしみたいだった?
あたしがバカにしてた女に
今あたしもなってるんだね。
翔にハマったら大切なもの何も見えなくなる。
大切な人も見えなくなるくらいなんだから、
No.1もいらなくなる気持ちも今なら分かる。
翔さえいてくれれば
他に何もいらないと、
翔はそう思わせる。
あたしは歌舞伎町で伝説を生んだなんて言われてきたけど、
本物のプロは翔。
あたしなんてまったく敵わない。
あたしはこれほどにまで人をハマらせたことなんてないし、
ハマらせ方も分からない。
歌舞伎町で愛されたように
翔にもできたらいいのに。
翔には何一つ敵わないんだ。
店長のため?」
あたしは首を横に振った。
「…翔のためなんでしょ?」
あたしは何も答えなかった。
「また翔に会うの?」
「わかんない」
「ねぇ、美華!
店長をこれ以上裏切っちゃダメだよ!
わかってるよね?」
あたしは頷く。
「裏切らない。
だから、店長と別れる」
「美華、ちがうよ!
翔なんてやめて!
相手が悪すぎる!
あたしからのお願いだから…」
「ごめん、あたしもう無理。
翔のことどう頑張っても諦められない。
だから、マナミいうことも聞けないや、ごめん」
あたしは、きっと異常だ。
自分でも驚いてる。
あたしは頭がおかしいほどに
翔じゃなきゃだめになってる。
自分で思ってた以上に翔にハマってる。
今まで翔にハマってきた何人もの女も、あたしみたいだった?
あたしがバカにしてた女に
今あたしもなってるんだね。
翔にハマったら大切なもの何も見えなくなる。
大切な人も見えなくなるくらいなんだから、
No.1もいらなくなる気持ちも今なら分かる。
翔さえいてくれれば
他に何もいらないと、
翔はそう思わせる。
あたしは歌舞伎町で伝説を生んだなんて言われてきたけど、
本物のプロは翔。
あたしなんてまったく敵わない。
あたしはこれほどにまで人をハマらせたことなんてないし、
ハマらせ方も分からない。
歌舞伎町で愛されたように
翔にもできたらいいのに。
翔には何一つ敵わないんだ。
