リア銃‼︎

リア銃‼︎
--episode.1 未来からの贈り物

とある日。
俺は知らぬ間に、恐ろしい超能力が使えるようになっていた…


☆1日目

俺の名前は新崎海斗、皆からは『カイト』って呼ばれてる。
俺たちは明日から高2だ。中だるみの時期ってやつだな。

「あぁーつまんねぇ。彼女でも出来ねーかな・・・」
ふと呟いた。

そう、新崎海斗は人生で一度も彼女が出来たことがないのだ。

海斗は
177cm、運動神経抜群でバスケ部のキャプテン。勉強もそこそこ出来るし、友人関係も良く、
モテても不思議ではないのだが、何故かモテ無い為、周りの仲の良い男子達からとても
不思議がられている。

・・・が、女子から見ればそりゃそうだろ!!って感じなのである。

なんと、『射撃おたく』なのだ!


・・・・ん?『射撃おたく』って何??と思うだろうが、海斗が通う
ヒイラギ高校の女子の間では常識ワードなのである!

毎日学校で「射撃楽しいグヘヘ」とか気持ち悪いこと言っているのだ。

モテるわけない。


海斗「することが射撃しかないし、明日は朝早いし寝るか。」

カチッ
部屋の電気を暗くし、海斗はぐーぐー寝た。