「ごめんね、やっぱり帰るね」

私は、そう言って、綾音の家を出て行った

綾音はそう言ってくれたけど、やっぱり悪い

せっかくの誕生日

人の悩みなんかで終わらせたくない

だから、綾音は、薫君と幸せな誕生日を過ごしてね