だけど、私は興味がなかった

どれもこれも、取ってつけたような笑顔ばっかり振り撒いて

何が楽しいんだか

私には理解できない

先客がいたみたいだし、綾音を迎えに行こう

私は、桜の木を後にした





綺麗な桜の木


私たちの、思い出の場所

私は、きっと、この先も、この日見た桜の木と彼を忘れることはないだろう