外の大人達は、小競り合いを続けているけど、本格的に衝突するにはもう少し時間が掛かるかもしれない。
今はまだ、お互いの言い分をぶつけ合ってるにすぎないから。
「ご飯出来たよ。って言っても、材料があまりなかったからおにぎりと玉子焼き……あれ?皆何してるの?」
部屋に戻って来た光と源太が、窓の周りに集まっている俺達を不思議そうな顔で見る。
「おう……見てみろ、結構面白い事になってやがるぜ」
部屋の入り口に立つ二人に、窓の外を指差して哲也が笑ってみせる。
光は机の上におにぎりと玉子焼きが乗った大きな皿を置き、俺達と同じように窓枠から顔を出して外の様子を伺う。
「……何してるの?あれ」
「谷の儀式賛成派と反対派が揉めてんだよ。おい、源太!お前も隠れろ!」
こういう状況が好きなのか、さっきまで不機嫌だった哲也が生き生きし始める。
まるで早く殴り合いになりやがれと言わんばかりに。
「どうせ化け物なんて、あんたらの作り話じゃねえのかよ!」
「年寄りだけで何でもかんでも決めるんじゃねえ!」
そして、ヒートアップした反対派の一人が投げた石が、賛成派の誰かに当たった。
今はまだ、お互いの言い分をぶつけ合ってるにすぎないから。
「ご飯出来たよ。って言っても、材料があまりなかったからおにぎりと玉子焼き……あれ?皆何してるの?」
部屋に戻って来た光と源太が、窓の周りに集まっている俺達を不思議そうな顔で見る。
「おう……見てみろ、結構面白い事になってやがるぜ」
部屋の入り口に立つ二人に、窓の外を指差して哲也が笑ってみせる。
光は机の上におにぎりと玉子焼きが乗った大きな皿を置き、俺達と同じように窓枠から顔を出して外の様子を伺う。
「……何してるの?あれ」
「谷の儀式賛成派と反対派が揉めてんだよ。おい、源太!お前も隠れろ!」
こういう状況が好きなのか、さっきまで不機嫌だった哲也が生き生きし始める。
まるで早く殴り合いになりやがれと言わんばかりに。
「どうせ化け物なんて、あんたらの作り話じゃねえのかよ!」
「年寄りだけで何でもかんでも決めるんじゃねえ!」
そして、ヒートアップした反対派の一人が投げた石が、賛成派の誰かに当たった。



