その事を皆に話し、可能性があるならそれしかないと思ったけど、その最初の不幸をどうやって乗り越えたのか、知る術はない。
谷から離れた村の役場に行けば、何か分かるかもしれないけど、今からじゃ、戻って来る頃には夜になる。
交通の便が悪いのが問題なんだよな。
「そんな昔の事なんて誰も知らねぇだろ。それより……直人は何してんだよ。遅過ぎだろ」
木箱を畳の上に置き、窓の外を眺めた哲也が、不思議そうに言った。
「そうだね。僕が、戻って来ない由奈達を呼びに行ったと同じくらいに、勝浩の所に行ったんでしょ?結構時間が経ったし、もう陽も落ちる時間なのに」
心配そうに窓を見上げる光。
「ねえ、もしかしてさ……私と大輔君みたいに、蔵に閉じ込められたって事はないよね?」
椅子に座っていた由奈が、不安そうに呟いたのを聞いて、皆の表情が変わる。
「まさかな……でも、行ってみた方が良いか」
「だったら私が行くよ。そろそろ帰って手伝いしなきゃだしさ、通り道だから丁度良いし」
そう言って立ち上がったのは未来。
だけど、もしも何かあった場合、一人で行かせるのは危険な気がする。
谷から離れた村の役場に行けば、何か分かるかもしれないけど、今からじゃ、戻って来る頃には夜になる。
交通の便が悪いのが問題なんだよな。
「そんな昔の事なんて誰も知らねぇだろ。それより……直人は何してんだよ。遅過ぎだろ」
木箱を畳の上に置き、窓の外を眺めた哲也が、不思議そうに言った。
「そうだね。僕が、戻って来ない由奈達を呼びに行ったと同じくらいに、勝浩の所に行ったんでしょ?結構時間が経ったし、もう陽も落ちる時間なのに」
心配そうに窓を見上げる光。
「ねえ、もしかしてさ……私と大輔君みたいに、蔵に閉じ込められたって事はないよね?」
椅子に座っていた由奈が、不安そうに呟いたのを聞いて、皆の表情が変わる。
「まさかな……でも、行ってみた方が良いか」
「だったら私が行くよ。そろそろ帰って手伝いしなきゃだしさ、通り道だから丁度良いし」
そう言って立ち上がったのは未来。
だけど、もしも何かあった場合、一人で行かせるのは危険な気がする。



