光の家の玄関先で出された、グラスに入れられた水をすぐに飲み干し、フウッと溜め息を吐いた。
水分が身体中に広がっていくような感覚が心地良い。
「で?お兄ちゃん達は何か見つけたの?」
「何も手掛かりはないね。由奈達は……見付けたみたいだね、それ」
俺が手に持っているノートと木箱を指差して、光がニコッと笑う。
「死ぬかと思ったけどな。それより、俺達を閉じ込めたのは誰なんだよ。何でそんな事をするんだよ」
まるで、俺達の邪魔をしてるようにも思える行為だ。
もしも4時に待ち合わせをしてなかったら、こうやって様子を見に来るのがもっと遅くなっていたかもしれない。
「そんなの分かんないよ……だけど、一旦皆で集まった方が良いね。二人が閉じ込められたなら、誰かに見られてるって考えた方が良いかもしれないし。それを皆にも教えなきゃ」
誰かに見られてる?
儀式だ何だと忙しそうにしているこの谷で、一体誰が俺達を見ているっていうんだ?
だけど……あのタイミングで扉を閉められた事を考えると、その可能性がないとは言い切れなかった。
この谷にいる誰かが俺達を見ているのか。
水分が身体中に広がっていくような感覚が心地良い。
「で?お兄ちゃん達は何か見つけたの?」
「何も手掛かりはないね。由奈達は……見付けたみたいだね、それ」
俺が手に持っているノートと木箱を指差して、光がニコッと笑う。
「死ぬかと思ったけどな。それより、俺達を閉じ込めたのは誰なんだよ。何でそんな事をするんだよ」
まるで、俺達の邪魔をしてるようにも思える行為だ。
もしも4時に待ち合わせをしてなかったら、こうやって様子を見に来るのがもっと遅くなっていたかもしれない。
「そんなの分かんないよ……だけど、一旦皆で集まった方が良いね。二人が閉じ込められたなら、誰かに見られてるって考えた方が良いかもしれないし。それを皆にも教えなきゃ」
誰かに見られてる?
儀式だ何だと忙しそうにしているこの谷で、一体誰が俺達を見ているっていうんだ?
だけど……あのタイミングで扉を閉められた事を考えると、その可能性がないとは言い切れなかった。
この谷にいる誰かが俺達を見ているのか。



