なるほど……隠しスペースか。
一階の天井と、二階の床。
その間に、この家の誰かが作ったであろうスペースから、箱とノートを取り出した俺は、それを床に置いた。
「小谷……実香?誰これ」
「小谷だったらお前の家の人だろ?由奈が知らないのに、俺が知るかよ」
そう名前が書かれているノートを手に取り、パラパラとめくってみると、中身はなんて事のないただの数学のノート。
だけど途中から何も書かれてなくて、パタッと音を立てて閉じた瞬間。
「待って、最後のページ、何か書いてあった」
と、由奈が声を上げてノートを指差した。
最後のページ?
何も書かれてないと思い込んで見てなかったかも。
由奈に言われた通り、ノートの裏表紙をめくってみると……。
そこに、文字でビッシリと埋め尽くされたページが現れたのだ。
この蔵の雰囲気、そしてさっきの幽霊と相まって、これが呪いの言葉にも見えてしまう。
でも、その内容は日記のようで、日付は……33年前の今日。
「何て書いてあるの?」
立っていた由奈も、その内容が気になるのか、俺の隣に腰を下ろしてノートに視線を落とす。
一階の天井と、二階の床。
その間に、この家の誰かが作ったであろうスペースから、箱とノートを取り出した俺は、それを床に置いた。
「小谷……実香?誰これ」
「小谷だったらお前の家の人だろ?由奈が知らないのに、俺が知るかよ」
そう名前が書かれているノートを手に取り、パラパラとめくってみると、中身はなんて事のないただの数学のノート。
だけど途中から何も書かれてなくて、パタッと音を立てて閉じた瞬間。
「待って、最後のページ、何か書いてあった」
と、由奈が声を上げてノートを指差した。
最後のページ?
何も書かれてないと思い込んで見てなかったかも。
由奈に言われた通り、ノートの裏表紙をめくってみると……。
そこに、文字でビッシリと埋め尽くされたページが現れたのだ。
この蔵の雰囲気、そしてさっきの幽霊と相まって、これが呪いの言葉にも見えてしまう。
でも、その内容は日記のようで、日付は……33年前の今日。
「何て書いてあるの?」
立っていた由奈も、その内容が気になるのか、俺の隣に腰を下ろしてノートに視線を落とす。



