谷にある蔵は多く、しかも人の家の中にあるから勝手に入るわけにはいかない。
探せる人も時間もない。
化け物の事が分かる可能性があるのかどうかすらも分からないけど、今、出来る事をするしかないんだ。
「僕は未来と夏美にも頼みに行ってくるよ。それぞれ自分の家の蔵を調べて」
「光君、俺と大輔君はどうすれば良い?家に蔵なんてないんだけど」
源太の言うように、俺の家に蔵はない。
俺の爺ちゃんが結婚する際に、新しく建てた家だからだ。
「そうだね……じゃあ源太も一緒に来て。未来の家にも夏美の家にも蔵はあるからさ。大輔は……由奈を頼むね」
「え?あ、ああ……」
光の家の蔵を調べろって事だよな?
それなのに何で由奈を頼むなのか良く分からないけど、きっと言い間違えたんだろう。
「おし、じゃあさっさとやるぜ。暗くなる前に調べねぇと、大輔みたいに化け物に食われちまうからな」
「いや、俺食われてはいないけどさ……まあ、いいけど」
この際それはどっちでも良い。
「時間は決めておこう。夕方4時にはここに一度集まるって事で良いね?」
直人の提案に異論はなかった。
そして俺達は、麻里絵を助ける為、化け物の事を調べる為にそれぞれの家に散った。
探せる人も時間もない。
化け物の事が分かる可能性があるのかどうかすらも分からないけど、今、出来る事をするしかないんだ。
「僕は未来と夏美にも頼みに行ってくるよ。それぞれ自分の家の蔵を調べて」
「光君、俺と大輔君はどうすれば良い?家に蔵なんてないんだけど」
源太の言うように、俺の家に蔵はない。
俺の爺ちゃんが結婚する際に、新しく建てた家だからだ。
「そうだね……じゃあ源太も一緒に来て。未来の家にも夏美の家にも蔵はあるからさ。大輔は……由奈を頼むね」
「え?あ、ああ……」
光の家の蔵を調べろって事だよな?
それなのに何で由奈を頼むなのか良く分からないけど、きっと言い間違えたんだろう。
「おし、じゃあさっさとやるぜ。暗くなる前に調べねぇと、大輔みたいに化け物に食われちまうからな」
「いや、俺食われてはいないけどさ……まあ、いいけど」
この際それはどっちでも良い。
「時間は決めておこう。夕方4時にはここに一度集まるって事で良いね?」
直人の提案に異論はなかった。
そして俺達は、麻里絵を助ける為、化け物の事を調べる為にそれぞれの家に散った。



