哲也の家を境に、家が反対方向にある源太と勝浩と別れ、家に帰るついでに由奈を送っていた。
昔はここに、光もいたんだけど今日はいない。
「何なのさっきの話。帰る間際に怖がらせなくても良いじゃない。もうすっかり夜なのにさ」
男勝りでガサツな由奈が、あの程度の話で怖がるとは意外だ。
心霊スポットとかあったら、率先して行きそうなタイプなのに。
「あんなの、昔から言われてる事だろ?『言うこと聞かないとオバケが出るぞ』みたいなさ」
「それが怖いんだって!オバケだよ?うらめしやーって出て来るんだよ!?」
……今時そんなオバケがいるのかは疑問だけど、由奈は怖がりだという事は良く分かった。
ビビり過ぎて、俺のTシャツが伸びてしまうかと思うくらいに引っ張られているから。
「ところでさ、由奈は本当に麻里絵が儀式の巫女に選ばれて嬉しいと思ってるのか?」
あの場では言えない、何か隠さなければならない秘密でもあるかなと思って聞いてみたけど……。
「そりゃあさ、一生に一度あるかないかだよ?友達が選ばれて嬉しいに決まってるじゃない。まあ、私が選ばれたら少しは自身が持てたかもしれないけどさ、やっぱり皆が言うように、こんなガサツじゃなれないよね」
昔はここに、光もいたんだけど今日はいない。
「何なのさっきの話。帰る間際に怖がらせなくても良いじゃない。もうすっかり夜なのにさ」
男勝りでガサツな由奈が、あの程度の話で怖がるとは意外だ。
心霊スポットとかあったら、率先して行きそうなタイプなのに。
「あんなの、昔から言われてる事だろ?『言うこと聞かないとオバケが出るぞ』みたいなさ」
「それが怖いんだって!オバケだよ?うらめしやーって出て来るんだよ!?」
……今時そんなオバケがいるのかは疑問だけど、由奈は怖がりだという事は良く分かった。
ビビり過ぎて、俺のTシャツが伸びてしまうかと思うくらいに引っ張られているから。
「ところでさ、由奈は本当に麻里絵が儀式の巫女に選ばれて嬉しいと思ってるのか?」
あの場では言えない、何か隠さなければならない秘密でもあるかなと思って聞いてみたけど……。
「そりゃあさ、一生に一度あるかないかだよ?友達が選ばれて嬉しいに決まってるじゃない。まあ、私が選ばれたら少しは自身が持てたかもしれないけどさ、やっぱり皆が言うように、こんなガサツじゃなれないよね」



