この日の集まりは、夕方には直人は勉強を、女子は夕飯の手伝いをするという事で帰宅し、男子だけが残って話を続行するという事になった。
中学生だった時は、麻里絵や未来達はそんな事をせずに一緒にいたのになあ。
皆、大人になったというわけか。
「でよ、お前は帰らなくて良いのかよ?家の手伝いはしねぇのか?」
「あー、良いの良いの。ほら、お兄ちゃんがあんなだからさ、手伝いは私じゃなくてお兄ちゃんがやってんの」
……由奈を除いてだけど。
「お前より光君の方が女らしいもんな。性別間違えて生まれて来たんじゃないのか?」
勝浩が笑いながらそう言うと、由奈はカチンときたのか、勝浩を蹴り飛ばした。
そんなやり取りを笑いながら見ていると、哲也がゆっくりとその場に立ち上がり、窓の外を見て部屋から出ようと歩き出したのだ。
「哲也、どうかしたのか?」
この数時間、席を離れる時は「便所に行ってくる」とか言っていた哲也が、何も言わずに部屋を出ようとした事に疑問を感じて、思わずそう尋ねた。
「ああ?いや、いつもだったらお前らがいたら、何か食いもん持ってくるだろ?うちのババァがよ。でもそれもねえし、集会所に電気が点いてるからよ、親父からタバコ貰うついでに何か食いもん取ってきてやるよ」
中学生だった時は、麻里絵や未来達はそんな事をせずに一緒にいたのになあ。
皆、大人になったというわけか。
「でよ、お前は帰らなくて良いのかよ?家の手伝いはしねぇのか?」
「あー、良いの良いの。ほら、お兄ちゃんがあんなだからさ、手伝いは私じゃなくてお兄ちゃんがやってんの」
……由奈を除いてだけど。
「お前より光君の方が女らしいもんな。性別間違えて生まれて来たんじゃないのか?」
勝浩が笑いながらそう言うと、由奈はカチンときたのか、勝浩を蹴り飛ばした。
そんなやり取りを笑いながら見ていると、哲也がゆっくりとその場に立ち上がり、窓の外を見て部屋から出ようと歩き出したのだ。
「哲也、どうかしたのか?」
この数時間、席を離れる時は「便所に行ってくる」とか言っていた哲也が、何も言わずに部屋を出ようとした事に疑問を感じて、思わずそう尋ねた。
「ああ?いや、いつもだったらお前らがいたら、何か食いもん持ってくるだろ?うちのババァがよ。でもそれもねえし、集会所に電気が点いてるからよ、親父からタバコ貰うついでに何か食いもん取ってきてやるよ」



