一体何が違うんだ。
今回の巫女である麻里絵には、最初に襲われた時には会ってるし、哲也も会ってるはずだから違うだろ。
服を着替えたけど、そんな事が関係してるとは思えないし。
哲也じゃなくて俺だとするなら、何か変わった事は……。
「あ!」
そう考えて、俺はとんでもない事を思い出した。
哲也の爺ちゃんが谷の人間を撃ったり、化け物に追われたり……恐ろしい事が立て続けに起こって、あれを忘れていた。
いや、忘れていたというよりも、一度気絶したから夢のような感覚に思えていたのかもしれない。
「いきなり何だよ!こいつらをどうにかする方法を思い付いたのかよ!」
「俺、光の家の蔵で幽霊に会っただろ……あれが小谷実香で、33年前の巫女だったって話、したよな?」
それくらいしか、変わった事はなかったから。
そして……。
「俺、これを持って来てたから、もしかすると」
そう言って俺は、ズボンのポケットに入れていた小さな木箱を取り出した。
小谷実香の……指。
儀式に賛成している直人と源太に奪われたくないという思いだけで持って来たけど、これのおかげで化け物に食われないのか?
今回の巫女である麻里絵には、最初に襲われた時には会ってるし、哲也も会ってるはずだから違うだろ。
服を着替えたけど、そんな事が関係してるとは思えないし。
哲也じゃなくて俺だとするなら、何か変わった事は……。
「あ!」
そう考えて、俺はとんでもない事を思い出した。
哲也の爺ちゃんが谷の人間を撃ったり、化け物に追われたり……恐ろしい事が立て続けに起こって、あれを忘れていた。
いや、忘れていたというよりも、一度気絶したから夢のような感覚に思えていたのかもしれない。
「いきなり何だよ!こいつらをどうにかする方法を思い付いたのかよ!」
「俺、光の家の蔵で幽霊に会っただろ……あれが小谷実香で、33年前の巫女だったって話、したよな?」
それくらいしか、変わった事はなかったから。
そして……。
「俺、これを持って来てたから、もしかすると」
そう言って俺は、ズボンのポケットに入れていた小さな木箱を取り出した。
小谷実香の……指。
儀式に賛成している直人と源太に奪われたくないという思いだけで持って来たけど、これのおかげで化け物に食われないのか?



