化け物が遠くにいるからか、それとも哲也が言っていたように、哲也の家と集会所が近いからなのかは分からないけど、俺達は化け物に襲われる前に、皆が待つ部屋へと戻った。
「だ、大輔……」
ここからあの惨状を見ていたのだろう。
直人も源太も、光も由奈も顔が真っ青で、部屋に入った俺達を迎える。
「ああ、クソッ!わけが分からねえ……何がどうなってやがんだよ!」
苛立っている様子でいつもの場所に座り、タバコをくわえて火を点ける。
その指はカタカタ震えていて、恐怖を振り払う為に声を上げたのだろう。
なんて、俺も人の事を言える状態じゃない。
こうやって、人がどんな精神状態かを想像して、恐怖しているのは自分だけじゃないと思わないと、俺の方が大声を出していそうだ。
「と、とにかく落ち着こう。何が起こったか、冷静になって……」
「冷静になんてなれるかよ!人がマジで食われたんだぞ!爺ちゃんは銃ぶっ放したしよ!」
見た事もないような険しい表情で、まだ途中のタバコを灰皿に押し付けて怒鳴る哲也。
その動揺は他の誰よりも酷くて、下手に触れれば大暴れでもしそうな雰囲気だった。
「だ、大輔……」
ここからあの惨状を見ていたのだろう。
直人も源太も、光も由奈も顔が真っ青で、部屋に入った俺達を迎える。
「ああ、クソッ!わけが分からねえ……何がどうなってやがんだよ!」
苛立っている様子でいつもの場所に座り、タバコをくわえて火を点ける。
その指はカタカタ震えていて、恐怖を振り払う為に声を上げたのだろう。
なんて、俺も人の事を言える状態じゃない。
こうやって、人がどんな精神状態かを想像して、恐怖しているのは自分だけじゃないと思わないと、俺の方が大声を出していそうだ。
「と、とにかく落ち着こう。何が起こったか、冷静になって……」
「冷静になんてなれるかよ!人がマジで食われたんだぞ!爺ちゃんは銃ぶっ放したしよ!」
見た事もないような険しい表情で、まだ途中のタバコを灰皿に押し付けて怒鳴る哲也。
その動揺は他の誰よりも酷くて、下手に触れれば大暴れでもしそうな雰囲気だった。



