そう言ったものの、どう言葉をかければいいんだ??


俺にしとけ?


…キモすぎる。





「ごめんね〜、咲希…。」

テレビに見入ってると桃さんがリビングに入ってきた。


久しぶりに桃さんの私服を見て、ドキッとする。



「桃さん☆!! …なんかいつもより大人っぽくてキレイ!!!」


「ほんと?」


少し淋しそうに笑った桃さん。


…あー、これはタケ先輩のために頑張ったんだな。


そう思って少し悲しくなった。