『 なんでこんな時間まで

学校に残ってたの?』







「 なんとなく 」







な、なんとなくか…







『 明後日テストだよ?
勉強しなくて大丈夫なの?』





「 大丈夫なんじゃね?」





   『 余裕なんだね…』







  「まぁ、お前と違って
   勉強してるし 」








ムカつくけど事実だし…








   「 着いた。」





『 ほんとだ 』






「 じゃーな 」







『 え?電車通じゃないの?』






   「 用事ある 」






『 ありがとね

      ばいばーい』