うさぎと一匹の狼

朝食を食べ終えていろんなことを終わらせて家を出ようとすると大翔に引き止められた

「一緒に行こっ」

彼はそう言って私の隣に来て靴を履いた

私は気乗りしなかったがどうせ行くところは一緒だしいっかと思って何も言わなかった

しばらく歩くと大翔に話しかけられた

「俺さ、前はうさぎちゃんのこと好きだったんだ」

その言葉に私はなぜかきづついた

『好きだったんだ』

これはもう好きではないということなのか

私は胸が締め付けられた

そして泣きそうになった

泣き顔を見られたくないから

「先に行ってる」

と言って走ってその場から逃げた