うさぎと一匹の狼

帰ろうとバックを手に持つと誰かに呼ばれた

振り返ると私の楽器を持った苺がいた

「春歌先輩、楽器どうぞ」

苺が言った

「ありがとう、なおしてくれて」

私はそう言って楽器を受けとった

楽器を渡すと私に

「さよなら」

と言って音楽室に入っていった

私はその言葉を聞いたあと靴箱に行った

シューズを靴に履き替えてかばんの中をあさった

「あった」

だしたのはチラシ

「今日ご飯どうしよっかなー」

私は、両親が2人とも仕事して夜はとくにいそがしいので私がはつくってる

見ると今日は卵が安かったので

「卵安いじゃん」

と思わず声に出してしまった

すると

「じゃあオムライスだな」

と誰かが言った

びっくりして振り返ると大翔がいた

「なんでいるの!?」

と私が言うと大翔が

「だって、俺うさぎちゃんと一緒に暮らすことになってるし」

と言った

神谷くんが家で暮らす!?

ありえない!!!

そう思ってお母さんに電話しようとすると留守電が入ってた

『やっほー、春歌!お母さんだよー!!! いきなりで悪いんだけど大翔くんと一緒に住んでもらうからー! ってことであとはよろしく!ばいばーい!』

さ、最悪だ....

「ってことでよろしくー」

大翔が言った