「えっと、幼なじみ...ですか?」

「うん、幼なじみ」

えーっと、神谷くんみたいな子いたっけ?

「あぁー!?」

「やっと思い出したか」

そう、幼稚園でお弁当のとき毎日私の卵焼き食べてたやつだー!!!

心の中では狼なんて言ってたっけ

私ってば全然変わってないな

狼だなんて.....

「あ、保健室ついた」

神谷くんの言葉で気がついた

「失礼しまーす」

「あら、どうしたの?」

神谷 夏美 [natumi kamitani] (27)

保健の先生

結婚してます

「あ、あねき」

「お姉さん!?」

え?神谷くんのお姉さんってこと!?

「それで、どうしたの?」

「あぁ、こいつがボールで顔面うった。で、さっきまで意識なかった」

「あらあら、大丈夫?とりあえずベットで横になって休んで」

「はい」

大翔は返事をすると私を優しくベットに寝かせた

「先生、職員室にいくからみといてー」

先生が言った

「おう」

大翔が返事をすると先生は保健室を出て行った