「起きてるなら言ってよー」

目を擦ってる優。

「急に呼び捨てかい。つまんないから寝てたん。」
「そうなん?♪」
「真似すんな。」

ははっと笑ってるあたしに対して真顔な優。

「なんでぼっちなの?」

驚いた顔して、

「俺、見た目で決められんの、嫌いや。」

同じ理由。

「あたしもだなー、だからって一人は寂しいじゃん。責めて、男の子とは仲良くしなさいよ。」