「ねぇねぇ、No.5(ナンバーファイブ)。私ね、本というものを外の世界から来た人にもらったの!」


とても広い部屋にいる1人の少女がNo.5と目の下のあたりに書いてある少年に話しかけた。


その少女の目の下のあたりにもNo.0(ナンバーゼロ)と書いてある。


「本…?」


少年は不思議そうな顔で少女をみた。