ーー翌朝ーー
学校についた私は、いつもの様に
自転車を置き場に置きながら
昨日の事を考えていた。
「・・・で、誰だったっけ・・・」
「んー・・・」
脳みそがすり減るんじゃないか
ってくらいに考えてみたけど
結局、なんにも思い出せなかった。
申し訳ない気持ちでいっぱいのまま
いつもの教室の端っこの席に座って
外をじっと見ていた。
「うわぁ・・・風強・・・」
「砂柱になってるわー」
とかのんきに考えてた。
いつもの様に担任が来て、
いつもの様に授業がはじまり、
いつもの様に授業で当てられ、
いつもの様に何か聞き覚えのある声を聞き
・・・・・・聞き覚えのある声・・・?
くるっとその声の先の方に顔を向けると
・・・昨日の人がいた。
昨日の人は私の真後ろに座っていた。
「うわぁああああああ!!!」
「なんで後ろの人が私の事覚えてて」
「なんで、私が覚えてないんだよ!!」
私はその時、昨日の人が呼ばれている
名前をしっかり聞いて改めて
忘れないようにしっかり覚えた。
「へえ・・・名前、ゆうきっていうんだ・・・」
ボサーっとしてるとあっという間に
授業は終わった。
「ふう・・・終わった・・・」
教科書をロッカーに戻していると
「・・・あの・・・メイコさん?」
昨日の人・・・じゃなくて、ゆうき君が
私に話しかけてきた。
「・・・はい?・・・ど・・・どうかしました?」
「メイコさんってバイトしてる?」
予想外の事を聞かれて私はすごく動揺して
「う・・・うん・・・してるよ?」
「ど・・・ドウシタノ?」
かなりカタコトになってしまった。
学校についた私は、いつもの様に
自転車を置き場に置きながら
昨日の事を考えていた。
「・・・で、誰だったっけ・・・」
「んー・・・」
脳みそがすり減るんじゃないか
ってくらいに考えてみたけど
結局、なんにも思い出せなかった。
申し訳ない気持ちでいっぱいのまま
いつもの教室の端っこの席に座って
外をじっと見ていた。
「うわぁ・・・風強・・・」
「砂柱になってるわー」
とかのんきに考えてた。
いつもの様に担任が来て、
いつもの様に授業がはじまり、
いつもの様に授業で当てられ、
いつもの様に何か聞き覚えのある声を聞き
・・・・・・聞き覚えのある声・・・?
くるっとその声の先の方に顔を向けると
・・・昨日の人がいた。
昨日の人は私の真後ろに座っていた。
「うわぁああああああ!!!」
「なんで後ろの人が私の事覚えてて」
「なんで、私が覚えてないんだよ!!」
私はその時、昨日の人が呼ばれている
名前をしっかり聞いて改めて
忘れないようにしっかり覚えた。
「へえ・・・名前、ゆうきっていうんだ・・・」
ボサーっとしてるとあっという間に
授業は終わった。
「ふう・・・終わった・・・」
教科書をロッカーに戻していると
「・・・あの・・・メイコさん?」
昨日の人・・・じゃなくて、ゆうき君が
私に話しかけてきた。
「・・・はい?・・・ど・・・どうかしました?」
「メイコさんってバイトしてる?」
予想外の事を聞かれて私はすごく動揺して
「う・・・うん・・・してるよ?」
「ど・・・ドウシタノ?」
かなりカタコトになってしまった。
