アヤツリ

だんだん倒れこんでくましろ。

ガタガタと崩れていく人形。

こんなになるまで私に尽くしてくれた、

ましろと言うおもちゃが壊れていく。


これこそ立派な、ガ・ラ・ク・タね。


「い、ろは。なんで…う、ぅあ」


そんな声を上げ、ピクリとも動かなくなったましろ。


そろそろ、息絶えたかしら?


脈をはかろうとしたけど、

脈ってどこだっけ?

そう思いとりあえず手首のあたりを触る。

…動きはない。