アヤツリ

「…よっ。久しぶりだな坂森」


名字か…。

そこがちょっと気になったが、

女性不信になったはずの彼が自分から

私に話しかけてくれたのは、嬉しかった。


「優也、大丈夫なの?
ストーカーって聞いたけど。。。」


眉をよせて心配そうに。

声も小さめで、健気な少女をつくった。