「大丈夫か?」


「あ、はい」


「よかった。俺の女とか言ってごめんな?」



「いいえそんな!

助けてくれてありがとうございます」



やっぱり、かなりのイケメン…。

透き通るような声が心地いい。


「いえいえ。俺ゆうやって言うんだ。

きーがーるーに、呼び捨てな!」



白い歯をのぞかせて笑う彼に、

私の心臓はうるさく高鳴っていた。


ほんとにこの人の
オンナになっちゃいたいな…。