さっさとバイクに股がって、親戚の家へ ────────────────────────────────────── 1時間後 やっと着いた 親戚の家はけっこう大きいから、目立つ あたしはバイクを脇に置き、インターホンを押した 『どちら様ですか?』 「如月澪です」 『あら~、澪ちゃんいらっしゃい! 今開けるわね~!』