カランカラン




扉を開けるとカウンターの所には、吏蚪とマスター兼情報屋の誉人がいた




誉人ヨヒトは25歳で、あたしが心を許してる奴
誉人ともアメリカのころからの付き合い




「いらっしゃい、澪」




「澪、久しぶり」




誉人は茶色のフワフワの髪を揺らしながら笑顔を浮かべる




吏蚪は薄い金髪の髪を弄っていた




「二人とも久しぶり」




「澪、いつものやつ飲む?」