そのあと、蓮はあたしにスピードを合わせてくれた




けっこう優しいんだね




それから蓮に誘われて鳳凰の倉庫に行こうとしたが、約束を思い出した




「蓮、やっぱり無理」




「なんで?」




「約束してたの忘れてたの
ごめんね?」




「わかった。じゃーな」




「じゃあ」




蓮は一人で倉庫へ向かっていった