「宇宙、またね! 宇宙のこと、すっごく大好きだから!」 「俺も愛してる」 あたしは宇宙と別れて、光に向かって走った 愛する人のもとにいくために……… ────────────────────────────────────── 「んん、……………」 急にさっきまで軽かった体が、鉛のように重く感じた 左手に何か感じて振り向くと、蓮が手を握りながら寝ていた