水無月の雨は 君の濡れた髪 ひたひたと押し寄せた滴 さよならの涙か はじめての接吻か 嗚呼、君の気持ちを知って 紫陽花色に変わった まさに低気圧は 梅雨前線 哀しみで水浸しの君が 鳴いている 泣いている