家に帰ってからというもの、かっくんから連絡がくると思って待ってたけど結局連絡がくることはなかった。
ひーくんがよく分かんないこと言ったからきっと引いちゃったのかもしれない。
けど、びっくりしたのは連絡が来なかったことじゃなくて、それに対して自分があまり残念に思ってないということ。
「もーも、最近はどうなの?」
「え?最近?」
「恋愛でしょ恋愛。最近聞かないからさー、どうなのかな?って」
リビングのソファーに座ってテレビを観てたら、隣にママがきた。
温かい紅茶をあたしの分まで持ってきてくれた。
こうして夜はママとソファーに並んで話したりテレビを観るのが習慣になってる。
ママとは友達みたいな関係で、恋バナもよくする。
だから、あたしがひーくんに長く片思いしていたことも……もちろん知ってる。



