「この子、太ももの内側にホクロがあるんだけど、それコンプレックスだからあんま言わないであげてね」
突然の告白に……かっくんは固まった。
「ちょっ……!なん、でそれ知ってんの?!」
「一緒に風呂入った中だろ?」
「ご、誤解されるようなこと言わないでよ!」
「誤解?裸見せあったのは事実だろ」
「うわーー!!!やめてやめて!それが誤解されるようなことなんだってばー!」
何で、いきなり、こんなこと言うの?!?!
意味が、分からない!!
ヤキモチ妬いたのかなーって思えば、ただからかいに来ただけであたしをどん底に落とすし、しまいには女の子が登場してきて更に傷つけてくるし、
かと思えばこうしてからかってきて。
何がしたいのこの人は!!!
「も、もう行こう!こんな人ほっとこ!」
これ以上ひーくんといると頭がパニックになる。
あたしはかっくんの手首を掴んで先へ歩き出した。



