誕生日は1月27日。
確かに試験間近で特にお祝いはしてもらわなかったけど、でも誕生日プレゼントで可愛いピンクゴールドのネックレスをひーくんはくれた。
あたしは本当にそれだけで嬉しかった。
「誕生日プレゼント貰ったのに……まさか、こんな、ケーキまで……」
「ちゃんと祝ってあげられなかったから、ごめんね?」
「ううんっ……むしろ、あたしの方こそ、こんなことしてもらえると思ってなくてっ……本当にごめんなさいっ……」
サプライズしてもらえた嬉しさと、自分の行動の後悔からくる悲しさの両方で、一瞬で目が涙でいっぱいになった。
「んー、じゃあ、不機嫌だった理由教えてもらえる?」
その場で立ったままなくあたしに近づいてきたひーくんはそっとあたしの腰を抱き、耳元でそう囁いた。
ひーくんマジックにかかったあたしが素直に理由を話すと、なぜか肩を揺らすほどひーくんは笑い出した。



