驚きを隠せずはしゃぎまくるあたし。
それを見て、ひーくんは終始嬉しそうに笑ってた。
「あ、こんなところで恥ずかしいよね……。はしゃいじゃってごめんなさい」
「なんで?そうやって喜んでほしくて今日ここに連れてきたんだから、もっとはしゃいでよ」
「そ、そう……?」
「満足するまでどうぞ?」
そう言って座布団をいくつか並べてその上に横になりくつろぎ始めたひーくん。
まあまあ長い運転だったもんね……そりゃ疲れてるよね。
さすがにあたしだけ子どもみたいにはしゃいでるのも恥ずかしくなったので、ここは彼女として疲れてる彼氏のために温かいお茶を淹れてあげることにした。
「もうはしゃがなくていいの?」
「満足したから大丈夫!それよりお茶飲む?運転で疲れたよね?」
「うん、貰おうかな。ありがとう桃ちゃん」
今日のひーくんは意地悪してこないし、なんなら究極に優しいし、なんだか別人のようでこれはこれで怖い。



