ゆっくりと腰に回る手。
今度は目を閉じる間もなくひーくんの顔が近づいてくる。
久しぶりのチューだからか付き合いたての頃のようにドキドキする。
ひーくんの首へと腕を回し自分の息が荒くなるのがわかった。
けど、そのあとすぐに感じたのは服の中に忍び寄る冷たいひーくんの手。
慣れた手つきでブラジャーのホックを外され、赤ちゃんを寝かしつけるように優しくソファへ寝かされた。
なにが起こってるのか経験がないあたしでもよくわかる。
見えるものは白い天井にLEDだろう電気と、そして愛しのひーくん。
下から見るひーくんも見惚れてしまうほどかっこいいからずるい。
考える隙を与えられることなく再開されるキスの嵐にあたしはなんとかついていった。



