モテすぎる先輩の溺甘♡注意報



空気を読んでゆっくりと閉じた目。

しかし、一向に唇になにかが触れた気配はない。



およよ?
どういうことだ?



閉じた速度と同じように目を開けると、さっきと同様あたしをジッと見つめるひーくん。



「どうした?」


「え、あの、チュー……するのかと……」


「桃はチューしたいの?」




自然とひーくんの唇に目がいってしまう。



薄くて綺麗な唇。

チューしたいに決まってる。

さっきは切り替え早いなとか言ったけど、全然今はチューのことしか頭にない。



「ひーくんとたくさんチューしたいです」



我ながらよくもそんな恥ずかしいことを言えたなと思うし、いつの間にここまで変態なったんだとも思うし、もうとりあえずひーくんは早くあたしをいじめて遊ぶのをやめてほしい。