モテすぎる先輩の溺甘♡注意報




そして、ずっと待ちわびていた愛しの人は前触れもなく保健室へと現れた。



荒々しく開くドア。

下を向いていたあたしも思わずドアへ視線を向けた。



そこには冷たい表情のひーくんがいて、なぜか後ろには絢さんの姿もあった。



1人じゃないんだね。

心の中でつぶやくことしかできない。




「なんで英二、おまえがいんの?」


「逆に聞くけど、なんでおまえが先にいねぇんだよ」



ひーくんも英二くんも眉間にしわを寄せて2人して口調が荒々しい。



嫌味のように言い返した英二くん。


ひーくんはバカにしたように鼻で笑ったあと早足で近づいてきて……英二くんの胸ぐらを掴んだ。