「なに、ラブラブっぷりでも見せつけてるつもり?」
「実際ラブラブなんだからしょうがねぇだろ」
「キモっ」
一部始終を見ていた絢さんはそう吐き捨て、余っていたイスに座った。
「で、今度はなに?」
隣に座った絢さんにひーくんが問いかける。
今度は?
ってことは前にもなにかあったの?
英二くんもひーくんも顔が怖い。
そういえば、絢さんが登場してからこの場の空気が重くなったような気がする。
どうやら絢さんとの間にはただならぬ問題がありそうだ。
絢さんは勝手にひーくんの残りのかき氷を横からとって食べ始めた。
「相変わらずほんと冷たいよねぇ」
「おまえがしつこいからだろうが」
「しつこい?妹がお兄ちゃんに相談しちゃいけないわけ?」



