「ここで、するの…?」


「前平気だったし大丈夫だろ」


「ん?前ってどういうこ…っん」



聞き捨てならない言葉が聞こえ、咄嗟にボタンに触れる手を押さえようとしました瞬間、唇を無理矢理塞がれ、あたしは結局ひーくんにされるがまま。



「うん。とりあえず今は集中しようか?」



学校で、しかもみんなはホームルーム中で、おまけにあたしは大人の階段登ったことないのに………⁈


集中できるはずかない‼︎‼︎



そんなあたしの気持ちなどつゆ知らず、ひーくんはキスをしながら美術室の大きな机の上へ軽々とあたしを持ち上げた。



はだけた部分から素肌を撫でてくるひーくん。



「お願いっ、やめよ?やだよこんなとこ」


「せっかく盛り上がってきたのに?」


「盛り上がってるのはひーくんだけでしょ。他の女の子たちとした場所でなんかしたくありません‼︎」