結局あたしはイケメン軍団と一緒にバスに乗り学校に行くことになった。
1番後ろの長い席の真ん中に英二って人を含め3人が座り、その前の2人席に1人が、その横の2人席の窓側にあたしが、なぜかその隣にひーくんが座った。
「なぁなぁ、実際2人は昔付き合ってたの?」
「あ、それ気になるー」
「付き合ってねぇよ。つーか桃はそういうんじゃないし」
「え、そういうんじゃないって、昨日チューしてたじゃん」
隣にいるひーくんはあっさりと「そういうんじゃない」と、あたしとの関係をバッサリと切った。
気持ちいいくらいに。
そういうんじゃないって……。
ひーくんの中であたしという存在は〝恋愛対象〟にすら入ってないようだ。
今それがはっきりした。
胸の奥がズキズキして痛い。
これ以上……聞きたくない。
耳を塞ぎたい思いでいっぱいだった。



