「バカだねほんとに」
「ばっ、バカっ?!」
「お持ち帰りするのも食べるのもお前のことだよ?桃ちゃん?」
「………」
「いいよっつったよな?」
何ヶ月もの間何も食べずに飢えている動物がやっと獲物を見つけたかのようなギラギラとした目をしているひーくん。
この目をあたしは知ってる。
何かを企んだときに必ずする目だ。
………そして、あたしがこの目を見た後は必ず後悔する。
「待って待って待って!あたし食べ物じゃないよ?!名前は確かに食べ物だけど食べれないよ?!」
「安心しろ。おいしーく食べてやるからな」
「そういう問題じゃないよ?!あ、あたし不味いよ!たぶん食べたら吐くよ!だからやめといた方がいいよ!」
「さっき味見したから大丈夫」
「か、覚悟できてないもん!まだ無理だよ!あたしにはまだ大人の階段登るなんて早いよっ!!」
「陽先輩に任せとけ」
いやいやいやーっ!!!
まだ心の準備ができてないんだもん!
えっ、エッチなんて、そんな、む、無理ーっ!!!



