英二くんは大人しくなってすぐに帰ってしまった。
「英二くんいいの?この後なんか用事あったんじゃないの?」
突然来て抱きついたあたしが言うのもなんだけどね……。
ひーくんが立ち上がって先へ歩き出したから、あたしもそのあとをついて行った。
「あいつとは腐るほど一緒にいるから別に気にすることない。1人で騒いでるだけだから」
「そうなんだ……」
「それよりさ、今の状況分かってんの?」
「今の状況?」
「今からお持ち帰りして食べようかなって思ってるんだけど、いい?」
「夜ご飯?いいよ?ひーくん家で一緒に食べよう!」
あたしはただ返事しただけなのに、なぜかひーくんはお腹を抱えて笑い始めた。
今の会話のどこに笑う部分があった?!



