ひーくんに意識が集中し、なにも考えることが出来ない。
今自分がどこにいるのかも分からなくなりそう……。
ひーくんの背中のYシャツをギュッと掴むことによって、なんとか自制心を保っていた。
……少ししてあたしはやっと解放され、ぐったりとひーくんの胸にもたれかかるようにして呼吸を整えた。
「好き、なんですか?」
太陽くんの冷静なその声に、あたしは我に返ってハッとした。
そうだった。
太陽くんと話してる途中だった。
ってことは、今のベロチューも太陽くんに見られてたんだ……!!!
落ち込むというよりも恥ずかしさが先に来て、あたしの体温は更に上がった。



