そもそも何であの場にひーくんはいたんだろう……。
あたしと太陽くん以外に誰もいなかったはずなのに……。
もしかして、最初からあの付近にいた?
太陽くんにキスされたところ見られた?!
見られてないことを祈りたい……。
そう思うのは何で?
誤解されたくないから?恥ずかしいから?
その答えは決まってる、前者だ。
太陽くんと付き合ってるって勘違いされたくない。
それは太陽くんと付き合ってることが嫌なわけじゃなくて、ひーくんにあたしが太陽のことを好きだと思ってるって思われたくないからだ。
あぁ……あたし、全然ひーくんのことを諦め切れてなかった。
必死で忘れようと努力したけど、太陽くんに近付こうとしたけど、結局最後にはひーくんの元に戻っちゃった。
どうして思い通りにいかないんだろう。
言うことを聞いてくれたらどれだけ楽になるんだろう。
ただ普通に恋をしたいだけなのに、どうしてあたしの気持ちは辛い方を選んでしまうんだろう……。



