モテすぎる先輩の溺甘♡注意報




あたしはひーくんにお姫様抱っこをされて、保健室まで運ばれた。



気持ち悪いし頭痛いし目チカチカするから開けられないしで、周りとか気にしてる場合じゃなかったけど、廊下を歩いてるであろう時に少し騒がれてたのは分かった。



あたし……何やってんだろ。



さっきまで太陽くんとのことで騒がれて、今はひーくんとのことで騒がれてる。



海外のセレブかよ。

スキャンダルだらけかよ。



思わず自分で自分をそうツッこんでしまうほどに今日は色々ありすぎた。



結局、ひーくんは保健室のベットにまで丁寧に運んでくれた。




「そうね、軽い熱中症ね。しばらく休んで、体の熱を少し出した方がいいわね」




体温を計ると体温計には37.1℃と表示されてて、微熱があるくらい体温には熱が溜まっていた。



ずっと体育館にいたし、いきなり走ったし、それに炎天下の中にいたからこうなったのかもしれない。



ひーくんはというと、あたしを保健室に送り届けた後姿を消したが、すぐに戻ってきたと思ったら、右手にはペットボトルがあった。