モテすぎる先輩の溺甘♡注意報





太陽くんの耳が赤い。



あたしにまでその癖が移ったのか、なんだか顔が熱い気がする。




「実を言うと、こうやって女の子と2人きりでしゃべるの始めてなんだよね……」


「あー、うん。なんかそんな気がしてたかな」


「マジで?」


「うん。だってすぐ顔赤くなるから」


「えっ!バレてる?!」




あたしからしたら、ここまで分かりやすいのに逆に何でバレてないと思ってたのかが不思議なんだけどなぁ。



焦ったように太陽くんの顔は更に赤くなり、体も一回りくらい小さくなった気がした。




「桃ちゃんは、今、好きな人とかいるの?」




そして、突然の質問に今度はあたしが焦る番となった。



真っ先に出てきたのは通行止めを勝手に無理矢理解除して突っ込んできた「ひーくん」という名前。



太陽くんと向き合える時間にも邪魔をしてくるあの俺様。



どこまでもあたしの幸せを邪魔しに来るらしい。